次世代リーダー異業種交流ワークショップ 第3回を実施しました!(腰越 悠)
次世代リーダー異業種交流ワークショップ 第3回を実施しました!
この度、弊社初の社外交流企画「次世代リーダー異業種交流ワークショップ」をGrowth and Progress合同会社代表・曽根原幹人氏との協業プロジェクトとして開催しております。
前回は11月7日(木)・8日(金)に広島にて合宿形式で開催し、今回は12月11日(水)に東京・立教大学にて第3回を開催いたしました!
その様子をご紹介いたします。
第3回のテーマは「人の成長に真剣に向き合う」ということで、キュービーネットホールディングスの北野泰男社長をゲスト講師にお迎えしてのご講演、人・組織をテーマにしたグループディスカッションを実施いたしました。
グループディスカッションでは、「世代間の価値観・労働観の違い」について議論しました。
自分よりも先輩の世代、後輩の世代ではどんな違いがあるかについてグループで議論いただきました。先輩の世代については、かつて参加者自身が非常にお世話になった上司が今は自分の部下になっているという方が複数名いらっしゃり、意見を否定せずに認めた上で課の方向性と合わせていくような話し方をするように工夫されているという意見がありました。
後輩の世代では、「この仕事は何のためにやるのか?」ということを重視する人が多いため、5W1Hを明確に伝えて上で取り組んでもらうことを大切にしているという方や、ワークライフバランスを重視する人が多い、転職を選択肢の一つとして常に検討している人が多いなどの意見がありました。
結論として、世代間の違いはあるものの、人それぞれの部分も大きいため「アンコンシャスバイアス」にならないように、対話をしていくことが重要ということがポイントとして挙がりました。
参加者同士で議論をすることにより、それぞれの意見の共通点、各企業による違いや独自の取り組みなど学び合いも多く、大変良い時間を過ごすことが出来ました!
その後、この日のゲスト講師として、キュービーネットホールディングス代表取締役社長の北野泰男様にご講演いただきました。
ご講演テーマは「ブルーオーシャン戦略と人財育成 ~逆風を味方に~」ということで、同社の歴史、ブルーオーシャン戦略、組織づくりについて幅広くお話いただきました。
特に、「ブルーオーシャン戦略」という同社を象徴する戦略論について、顧客にとってそのサービスに求める価値観を徹底的に追求することが重要であり、同社の場合は、「お手軽さ」を追求し、洗髪をしない理美容店という新しいビジネスモデルを生み出すことが出来たというお話は大変印象的でした。
常識にとらわれずに、「やらないことを決める」こともビジネス成功のためには重要な要素だと私も学びました。
また、人財育成の取り組みとして、6か月間で未経験者をプロのヘアスタイリストに育て上げる独自プログラムを持っているそうです!その後、現場でのOJTとフォローアップ研修で常にカット技術向上を目指していける環境を実現しているとのことでした。未経験者から10分間でヘアカットが出来る人財になることが出来るというのはとても魅力的ですよね!入社される方が増えられているのも納得でした!
会社を成り立たせるためには、ビジネスモデルと組織づくりの「両輪」でなければならないことを強く感じるお話でした。
参加者からは、「理美容師には職人気質の人も多いと思うが、どのようにコミュニケーションをとっているのか」、「カリスマ型の創業者から事業を引き継だと思うが、会社の求心力を保つために意識したことは何かあるか」などの鋭い質問が多くあり、双方向でのお話の時間も多く実施することが出来ました!
現役の経営者の方と直接対話できることは、改めてとても貴重なことに感じました。
次回は、1月10日(金)・11日(土)に新神戸・大阪にて合宿実施となります。
次回が最後となります!
最後のレポートもどうぞお楽しみに!
◆【ワークショップの概要】次世代リーダー異業種交流ワークショップ : 2024年10月9日(水)~2025年1月11日(土) [全4回]
◆担当ファシリテータ&講師のプロフィール
曽根原 幹人(Mikito SONEHARA)
安部 哲也 (Tetsuya ABE)
EQパートナーズ株式会社 プランナー/コーディネーター 腰越 悠
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