管理職だからこそ成長したい (堀井利江)
エクゼクティブコンサルタントの堀井と申します。
お客様の状況や課題を伺い、教育プログラムを構築していくお手伝いをしております。
「鉄は熱いうちに打て」と申します。最近、次世代リーダー育成においても、より若いうちからの研修を重視される企業が増えています。一方で、管理職として新任研修は実施しているが、それ以降は個人に任されていて、ビジネスを牽引するリーダーたちに本当に必要な素養が身についているのか不安がある、というお声もあります。
経営人財に最も近く、企業の要である「管理職」。今回は、EQパートナーズが、部長・課長向けにご提供しているプログラムをご紹介します。これらは既にいくつかの企業様で採用いただいております。
プログラム例1 3年サイクルの階層別研修 ~いつからでも始められます~
3年サイクルで、1年ごとに「ヒト」「モノ」「カネ」を学ぶ、という形をご提供しております。
たとえば1年目は「ヒト」。合計3~5日間かけて徹底的に経営者視点での「人と組織」を学び、議論します。その年に取り上げるテーマを絞ることで、より広く深く探求していくことができます。最終日には自社の経営理念とその年のテーマに沿って、将来の自社のあるべき姿を提言し、そこに対する自らの役割を宣言します。
該当階層全員が対象ですが、3年サイクルですので、昇格者・異動者もその年から始めることができ、3年間で学びを深めることができます。先に始めた方が後から参加した方をサポートする場面も(ケースによってはその逆もありますが)見られます。これによって継続的に組織が強くなります。
どの階層を対象としていても言えることですが、経営者の方々の関与も大きな力になります。研修前に受講者への期待を伝え、最終発表時にはフィードバックをいただくことで、経営視点を実感していただいています。部長・課長にだって応援は必要です。
「忙しい日々での研修は非常に大変だったが、是非学んだことを自部署に持ち帰りたい」「経営人財としての覚悟ができた」等のお声をいただいています。ご自身の成長だけではなく、学んだこと、学びのカタチを即拡大再生産できるのも部長・課長ならでは、です。
プログラム例2 コーチング ~管理職だからこそ悩みます~
今までスキル研修はいろいろ受講してきた、それでも今後のキャリアアップに迷いや不安がある、特に女性にはそんな方も多くみられるのではないでしょうか。
その職位についてからある程度経験を積んだ方々向けにコーチングをご提供しております。基本は1回1時間、計6実施いたします。事前にEQ(Emotional Intelligence Quotient)診断を受けていただくと、ご自身の傾向がわかり、コーチと共有することで今後の方向性が定めやすくなります。
ビジネスの目標は常に設計しておられると思います。このコーチングでは、漠然としている部分もある、ご自身のキャリアや人生設計そのものを再整理し、客観的に見て、向かうべき方向を見定めていただきたいと考えています。部長・課長だって悩みます。社外のコーチだからこそ言えることもある、そんなことでもお役に立てているようです。
管理職なのだから自ら学ぶべき、その通りです。成長していくのはご本人の意思と努力が基となります。
しかし、会社として経営人財を育成する際に、今一度刺激を感じ、スキルとマインド双方から自信と覚悟を持っていただく機会を作る、そういったことも必要ではないかと考えております。
ご相談がございましたらいつでもご連絡くださいませ。
EQパートナーズ株式会社 執行役員・エグゼクティブコンサルタント・講師 堀井利江
*このコラムを読んだ方には、こちらもおすすめです!
ダイバーシティ&インクルージョン(堀井利江)
Volume型マネジメントからValue型マネジメントの時代へ (安部哲也)
この記事へのコメントはありません。