【満員御礼】8月27日「グローバル交渉術」セミナー
2015年8月27日、EQパートナーズ主催でシンガポールマネジメント大学の
マイケル・ベノリール教授をお招きして、「グローバル交渉術 -欧米流&アジア流交渉のノウハウ-」セミナーを開催しました。
当日は定員の24名の方にご出席いただき、白熱した講座が行われました。
このセミナーでは、「交渉における異文化要素を考慮する」という点にフォーカスをして講座が進められました。
同セミナーでの主なポイントは下記です。
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西洋(欧米)と東洋(アジア)では文化が大きく違い、交渉のやり方にもそれが表れる。
文化の違いを調整しながら交渉を進める必要がある。
①ハイコンテクスト文化(アジア)とローコンテクスト文化(欧米)
欧米では交渉の内容にストレートに入っていくが、
アジアでは交渉相手の全容を知り、人間関係・信頼関係を作ってからでないと交渉がスタートできない。
②欧米では契約に際しての文書等は公式・法的なものであり、極めて詳細に内容が記載されるが、
アジアでは、一緒に働くという意図の表現であり、あまり詳細に記載されず、変更もありうる。
③欧米では比較的ストレートに感情を表情に出して表現するが、アジアではあまり表情を出さない。
上記をはじめとする東洋・西洋の文化の違いに対し、片方だけでなく双方でその違いを理解し、
双方が歩み寄り調整しながら交渉を進めることが重要である。
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上記のような交渉の基本セオリーを踏まえておくことは、
これからのグローバルビジネスを円滑に進めるために欠かせません。
弊社では企業向け「グローバル人材育成プログラム」として「交渉」をはじめ
「グローバルマインドセット」「異文化理解」「プレゼンテーション」等
多彩なテーマで研修・講座をご提供いたしております。
カスタマイズも可能ですので、ご相談ください。
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