経営理念・ビジョンの重要性とごあいさつ
(安部哲也)
パナソニック創業者の松下幸之助氏は「実践経営哲学」(PHP文庫)の冒頭に、
下記のように述べられています。
私は六十年にわたって事業経営に携わってきた。そして、その経験を通じて感じるのは経営理念というものの大切さである。いいかえれば、「この会社は何のために存在しているのか。”この経営をどういう目的で、またどのようなやり方で行なっていくのか”という点について、しっかりとした考え方を持つことである。
事業経営においては、技術力も大事、販売力も大事、資金力も大事、人も大事であるが、いちばん根本になるのは、正しい経営理念である。
松下幸之助『実践経営哲学』(PHP文庫)
このようなコロナ禍で様々な経営環境が変化する中で、
各社とも戦略、マーケティング、財務戦略、組織・人事などを見直している企業も多いと思いますが、改めて、経営の基軸となる経営理念が基礎になければならないことを実感します。
表現は、経営理念、ミッション、フィロソフィーなど各社によって違いますが、
何のために会社・事業をおこなっているかという点です。
また、あわせて、その経営理念を実現した将来像 ビジョンを描いていくことも重要です。
弊社EQパートナーズでは、
経営理念を「世のため、人のためになる教育事業を通じた”五方良し”の実現」、
ビジョンを「100年・100か国・100万人教育事業の確立」としております。
まだまだ微力ではございますが、この経営理念とビジョンの実現に向け努力してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
*五方良しの経営とは、下記のすべての人々が幸福になること
1)社員・メンバーとその家族
2)取引先
3)顧客(現在顧客・未来顧客)
4)社会(特に社会的弱者、地球環境)
5)投資家
EQパートナーズ株式会社代表 立教大学大学院客員教授 安部哲也
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