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心の資本感情的知性EI
マインドフルネスのテクニック(藤本直樹)

年間最少日で構成される二月、28/31日では他月比約10%の生産性向上が要求されますね。
学生時代の教養課程で聞いた話ゆえ、正誤は定かならずではありますが、二月が最少日構成となったのはジュリアス・シーザーによるとの事.当時の古代ローマでは、誕生日ではなく誕生月を祝う習慣の由、七月(July=Julius=ユリウス)生まれのシーザーは、自身の誕生月を1日でも長くして祝うために、二月か1(閏)-2日を七月に移動させたとの事でした。二月生まれの政敵がいたのでしょうね? 小生二月生です。

2022年初のプレス報道、「資本主義の鍛え直し」から始まり、人事関連では、「働き方」・「キャリア」・「スキル」といった言葉が目立ちましたが、成長の未来図のkeywordとして「心の資本」という言葉に目がとまりました。
益々、価値観が多様化する現在、戦略性や論理性だけではなく、感情的知性=EIが求められています。
HARVARD BUSINESS REVIEWのなかに、Emotional-Intelligence(EI)シリーズとして「マインドフルネス」と「共感力=EMPATHY」のレポートがあります、是非ご一読をお奨めします。
今回は「マインドフルネス」について述べられた気になるポイントをご紹介したいと思います。


マインドフルネスとは自分自身をもう一度新しい力で満たす事、心静かな状態、とされています。
「瞑想=内省」を習慣的に行う事、それによってEIを向上させる事ができるのです。
自己認識が高まり行動が変わる.即ちEIスキル ひいてはリーダーシップを向上させることになるのです。
いつでもマインドフルになれるふたつの簡単なテクニックを同書では次のとおりに示しています。

  1. マイクロメディテーション…1回1~3分の瞑想を1日数回行う
  2. マインドフルネスinアクション…会議では「一度に数秒間だけ耳を傾ける」事に最大の努力を払う。

要は「呼吸」、腹部に注意を向け自分の気持ちを観察し、呼吸を其の儘変えずに暫く自分の呼吸を観察する。
まさに「全集中の呼吸」です。

「鬼滅の刃」、吾峠呼世晴氏(女史?)も、竈門炭治郎も、HBRの「マインドフルネス」の愛読者なのでしょう。
皆様も是非、試してみてください。

EQパートナーズ エグゼクティブコンサルタント 藤本直樹

*このコラムを読んだ方には、こちらもおすすめです!
『LIFE SHIFT』ーこれからの人生の送り方ー (藤本 直樹)
「LIFE SPAN 老いなき世界」(藤本直樹)

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