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「LIFE SPAN 老いなき世界」(藤本直樹)

いつも、EQパートナーズの「メルマガ」をご愛読戴き、ありがとうございます。
新入社員教育ならびに初任配属等の新入社員の対応がひと段落の時期かと思います。
そこで、今回は「LIFE…」に関する著書をご紹介したいと思います。
名著ですゆえ、読まれた方も少なくないかと思いますが、私感を述べさせて戴きます。

今回は、「LIFE SPAN 老いなき世界」、ハーバード大遺伝学研究室デビッド・シンクレア教授著です。
「誰もが人生120年時代を若く生きられる」ことを科学者の研究成果として具体的に解説されてます。
・老化は「情報の喪失」、「一個の疾患」、「治療できる病気」
・長寿遺伝子が寿命を長くし健康な生活をおくれるようにする
・長寿遺伝子を働かせるには、三食の量を減らす、体を動かす、植物中心の食事、の実践を
・2006年山中伸弥教授が「4遺伝子が成熟細胞を人工多能性幹(ips)細胞に変える」ことを発見
・「細胞のリプログラミング」で損傷した臓器の機能を取り戻せる日は近い
・未来の平均寿命は113歳、先進諸国の現在の平均寿命は80歳+33歳*
*+33=10(DNAモニター)+5(食事改善)+8(長寿遺伝子活性化)+10(遺伝子改変リセット)

さあ、皆さん如何でしょうか?
現在45歳の方は、113-45=68年、余生は68年間となるそうですよ。
そうなりますと少なくともあと35年=80歳迄は仕事を持ち、残りの33年を愉しむということかな?
後段で著者は次のように述べております。心に刺さることばでした。

 ・「+αの年月が実際にもたらされたとき、大事なのは私達がそれをどう使いたいかである」

自然科学者が、最後に哲学的な難題を提示してくれている興味深いレポートです。

                                                                   <東洋経済新報社 \2640>

私事ですが、還暦を期に本拠地を東京から奈良に移し、毎日の修(終)学旅行を愉しんでおります。
皆様にコンサルタントとしてお会いできるのも目覚ましい科学技術の進歩
on-lineソフトのお蔭です。
現役の皆様も、是非、先の長~~~い「人生のキャリアプラニング」をご失念なきように。
次の機会には、その辺についてリンダ・グラットンの「LIFE SHIFT」で述べてみたいと思っております。

EQパートナーズ シニアコンサルタント 藤本直樹

藤本直樹のプロフィールを見る
藤本直樹の紹介動画を見る

*このコラムを読んだ方には、こちらもおすすめです!
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