Volume型マネジメントからValue型マネジメントの時代へ (安部哲也)
2021年2月19日の弊社公開セミナーにて、 武井章敏氏(元アクセンチュア
執行役員 人事本部長)より、「企業経営・人事・人材開発はVolumeの
時代から、Valueの時代へ移った」という話がありました。
下記がキーワードであったと思います。(武井氏 講演資料より)
1)経営における価値
短期利益優先、スピード・量・効率性→市場への価値提供、社会的意義、
地球環境への影響 など
2)マネジメントのよりどころ
経験や成功体験に基づく前例主義(確実性)→物事の本質に目を向け、
既存のやり方を疑い変化を恐れない(創造的破壊)
3)マネジメントスタイル
指示型(上司が正解を持ち、指示・育成する)→共創型(互いに信頼し、
関わりあい、自己成長できる)
では、具体的にどのように会社・組織を変えていくべきでしょうか?
まず、経営者・リーダーが「価値観やマネジメントを変えていく」ことを
宣言し、実行すること、そして、管理者や社員層が自ら変革を実践する
ことが必要であると考えます。
仮に経営者がまだ変わらずとも、管理者や社員が、自ら環境の変化を自覚し、自らの組織・チームから変わっていくことも可能であると思います。
EQパートナーズ株式会社代表・立教大学ビジネススクール教授 安部哲也
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